有料老人ホームの事業主

有料老人ホームの事業主はどんな人かが重要

 

有料老人ホームへの入居を考えた場合には、事業主がどのような人が運営しているのか?と言った点が重要になります。

 

人によっては、事業主となっている親会社が大手の企業だと、倒産することもないだろうし安心できると考える人もいるかと思います。

 

 

しかし、介護事業は、元々、マージンの少ない事業体でもある事から、事業主のトップがどのような人であるのか?と言った点が有料老人ホームの運営にも大きく関係してきます。

 

特に老人ホームは、入ってから何年も住むことになります。人によっては10年、20年と住んで、人生の最後を過ごすことになるので老人ホームを経営している会社が利益優先で事業をしていると、今は良かったとしても5年後、10年後が不安でもあります。

 

この点を考えても、有料老人ホームを探すときは、運営している事業者のチェックは必要です。

 

 

事業主(事業者)情報の確認

 

老人ホームに入居する場合は、ホームページやパンフレットで、どのような会社や経営者が、どの有料老人ホームを運営しているのかをチェックします。

 

親会社がある場合は、親会社がどこで、どのような事業をしているのかも確認します。

 

特に、代表者が、どのような人であり、企業理念は何で、なぜ、老人ホームを立ち上げているのか?と言った点はチェックしておく必要があります。

 

 

有料老人ホームに入った後は、サービス内容は現場のスタッフが行うのですが、それでもどうしてもその施設のトップがどのような理念で老人ホームを運営しているのかによって、そのホームの運営方針が大きく変わるので要チェックです。

 

 

運営会社の法人の種類も参考になる

有料老人ホームを運営している事業者は、社会福祉法人、財団法人、医療法人、NPO、株式会社、有限会社など様々です。この時に私的な機関か公的な機関かと言って点や、営利目的か公益目的なのかと言った点も重要になります。

 

特に親会社が有料老人ホーム以外の事業をしている場合は、親会社の本業についても要チェックです。

 

介護事業がメインの事業なのか?それとも、例えば、親会社が飲食業を行っている場合は、事業の多角化を行い、本業の延長線上で行っているかなどもチェックしておきましょう。

 

親会社の事業の個性が、有料老人ホームのサービスや設備にも現れている場合があるので、見学に行ったときのチェックポイントにもなります。