ホームページやパンフレットの注意点
老人ホームを探すときにチェックするのがホームページやパンフレットです。
パンフレットやホームページにはあいまいな表現であったり、様々なイラストや写真が使われている事があります。
有料老人ホームは施設に入ってもらえるお年寄りからお金を貰って運営しているので、少しでも多くのお年寄りに来てもらいたいのが基本です。
その為、良いイメージを感じるパンフレットやホームページが作られています。
パンフレットやホームページを見る時も注意が必要
パンフレットやホームページには、使われているキャッチフレーズは、あいまいな表現が多く誤解をまねくような表現をしているケースもあります。
また、写真やイラストなどもイメージ写真が使われている事があり、なんとなく良さそうな印象を与えるモノが作られています。
パンフレットやホームページに使われる施設の写真も、確かに老人ホームのオープン時に撮ったものを使うと、10年、20年、経過して古くなった施設の写真を撮りなおして掲載するという手間をかける人は少ないと思います。
このような点から、入居を検討している人が、有料老人ホームへ入居後にトラブルになることも起こっています。
有料老人ホームの誇大広告に注意
有料老人ホームに入るときに見たパンフレットやホームページの内容が誇大広告になっていたと、過去にはトラブルになり入居者が有料老人ホームを訴えたケースもありるようです。
また、公正取引委員会によって、老人ホームに排除命令が出されたケースもあるようです。
有料老人ホームの広告にはルールがある
公正取引委員会が、有料老人ホームの広告についてのルールを定めています。
その為、有料老人ホーム協会によって、広告を行う場合には、ガイドラインが作られています。
このようにガイドラインにのっとってパンフレットなどの広告が行われるので明らかに不当である表記は行われないようになっているみたいです。
公正取引委員会のルールはイメージまで決められていない
老人ホームのパンフレットやホームページの広告のイラストや写真など、老人ホームに対するイメージまでは、公正取引委員会のルールには定めがありません。
この為、老人ホームが作っているパンフレットなどの広告類をチェックした時に、なんどなく、「そうなんだぁ〜」、「これなら安心そう」と思いがちな細かい点でもキチンと確認をしておく必要があります。
有料老人ホームを探す場合は、このような点をチェックして、また、注意して情報収集してくださいね。